バストに関する治療を考えはじめたら
バストに関する治療は、体型や見た目の印象を変えることを目的とした施術が中心で、多くが健康保険の適用対象外となる自由診療にあたります。費用は全額自己負担となるため、治療を考えはじめた段階で、まずこの基本的な仕組みを理解しておくことが大切です。
施術の内容や使用する素材、医師の技術によって、費用や想定される経過は大きく異なります。金額の比較だけで判断するのではなく、施術内容やリスクについて十分な説明を受けたうえで検討することが基本的な進め方になります。
検討を始めたばかりの段階では、術式そのものに詳しくないことも多いはずです。焦って一つの情報源だけで判断するのではなく、複数の情報源にあたりながら、自分の希望や体質に合った選択肢がどれかを時間をかけて整理していくことが望ましいとされています。
主な術式の種類
バストに関する治療には複数の術式があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは代表的なものを中立的に紹介します。どの術式が優れているといった序列があるものではなく、目的や体質に応じて検討されるものです。
シリコンバッグを用いる方法
体内にシリコン製のインプラントを挿入する方法です。バッグの形状やサイズ、挿入する層や切開する部位にはいくつかの選択肢があるとされ、医師との相談のもとで検討されます。
脂肪注入による方法
自分の体の他の部位から吸引した脂肪を、バストに注入する方法です。注入部位だけでなく、脂肪を吸引した部位についても腫れや内出血などのダウンタイムが生じる場合があるとされています。
ヒアルロン酸注入による方法
医療用のヒアルロン酸を注入する方法です。比較的負担が少ないとされる一方、体内に吸収される性質があるため、効果の持続期間には個人差があるとされています。
これらのほかにも、複数の方法を組み合わせて検討する場合や、体質・既往歴によって選択できる術式が限られる場合があります。どの術式が自分に適しているかは、画像上の見た目の希望だけでなく、体の状態や生活スタイルも踏まえて、医師との相談のなかで検討していくことになります。
術式によっては、対応可能な年齢や健康状態に一定の条件が設けられている場合もあります。持病がある方や過去に手術歴がある方は、カウンセリングの早い段階でその旨を伝え、対応可能かどうかを確認しておくことが望ましいとされています。
一般的な特徴・リスク・ダウンタイムの考え方
術式によって、想定される腫れや痛みの程度、日常生活に戻るまでの期間の目安は異なるとされています。同じ術式であっても、個人の体質や施術範囲によって経過は変わるため、「どのくらいで元の生活に戻れるか」といった疑問は、カウンセリングの場で個別に確認することが推奨されます。
リスクについても、感染、左右差、しこり、感覚の変化などが一般的な説明項目として挙げられることがありますが、実際に起こりうる内容や程度は施術内容や個人の状態によって異なります。断定的な説明ではなく、「〜の可能性があるとされています」「個人差があります」といった、幅を持たせた説明を受けることが望ましいといえます。
痛みの感じ方や腫れの引き方には個人差が大きく、同じ術式を受けた人同士でも経過が異なることは珍しくないとされています。ダウンタイムの目安として説明される日数はあくまで一般的な情報であり、自分自身の経過がそれより長くなる、短くなるという可能性の両方を踏まえて予定を組んでおくと安心です。
カウンセリングで確認しておきたいこと
術式を検討する際は、次のような項目をカウンセリングの場で確認しておくことが助けになります。
- 術式ごとの一般的なリスクや副作用の説明
- 費用の総額(施術費・素材費・麻酔代・再診料などを含む)
- 術後の経過の目安と、通院・再診のスケジュール
- 保証やアフターケアの範囲
- キャンセルや変更に関する規定
また、希望する仕上がりのイメージをシミュレーション画像や参考写真を使って共有できるかどうかも、認識のずれを防ぐうえで役立つ確認事項です。ただし、シミュレーションはあくまでイメージであり、実際の結果を保証するものではない点にも留意しておく必要があります。
これらの説明を受けたうえで、その場で即決するのではなく、持ち帰って検討する時間を確保できるかどうかも、あわせて確認しておきたいポイントです。加えて、説明を受けた内容が同意書や説明書面として手元に残るかどうかも、後から見返す際に役立つ確認事項の一つです。
施術後に注意したいこと
施術後は、医師から指示された経過観察のスケジュールに沿って通院し、腫れや違和感などの変化を伝えることが基本的な対応になります。経過には個人差があるため、想定より回復が遅い、痛みが強いといった場合は自己判断をせず、施術を受けたクリニックに相談してください。
特にシリコンバッグを用いた方法では、定期的な経過観察が長期的に推奨される場合があるとされています。術式ごとにどの程度の頻度・期間で通院や検診が必要とされているかは、カウンセリングの段階で確認しておくと、その後の見通しを立てやすくなります。
締め付けの強い衣類の着用や運動を再開する時期など、日常生活における注意点は術式や個人の状態によって異なるため、医師の指示に従うことが基本です。
THE CLINIC(ザ・クリニック)という選択肢
前の章で挙げた「費用の総額に何が含まれるか」「術後のフォロー体制」という確認ポイントに沿って、脂肪豊胸に対応するクリニックの一例としてTHE CLINIC(ザ・クリニック)を取り上げます。東京・大阪・名古屋・広島・福岡の5拠点で展開している美容クリニックです。
費用に含まれる項目が明示されている
同院のバスト専門ページによれば、脂肪豊胸の料金は864,000円(税込950,400円)と表示されています。この金額に含まれ、別途請求されない項目として、同院は次を挙げています。
- 初回ドクターカウンセリング
- 基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)
- ベイザーによる脂肪採取
- コンデンス法による脂肪加工(不純物除去)
- 2.4mm注入
- 360°マーキング(全体デザイン設計)
- エコー検査(術前後2回)
- 術後のLINE窓口・専用アプリサポート
前章で触れたとおり、自由診療では提示額に麻酔代や術後の検査費が含まれず、後から加算されることがあります。何が総額に含まれるかが事前に列挙されているかどうかは、複数のクリニックを比較するときの判断材料になります。
他院で受けた施術のトラブル相談にも対応
同院は他院で入れた豊胸バッグの破損や変形に対する抜去治療など、他院で受けた施術のトラブル相談にも対応しており、専門外来を設けています。すでに施術を受けた後の相談先を探している場合の選択肢になります。
カウンセリングは無料
初回のドクターカウンセリングは上記の施術費用に含まれており、カウンセリングのみの利用でも費用は発生しません。同院のバスト専門ページには、そのページ経由で来院した場合に豊胸の施術で使用できる割引券が用意されている旨の記載があります。金額・条件・実施期間は変更される場合があるため、詳細は必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。
THE CLINIC(ザ・クリニック)
脂肪豊胸およびバストトラブルの治療に対応。東京・大阪・名古屋・広島・福岡の5拠点。初回ドクターカウンセリングは施術費用に含まれます。料金・内容は変更となる場合があるため公式サイトでご確認ください。
公式サイトで詳細を見るタップすると公式サイトへ移動します。条件・料金は移動先でご確認ください。
まとめ
バストに関する治療には複数の術式があり、それぞれ特徴や想定されるリスク、ダウンタイムの考え方が異なります。効果や経過には個人差があり、どの選択肢が合うかは体質や希望によって変わるため、カウンセリングで十分な説明を受け、納得したうえで検討することが大切です。
この記事で紹介した内容はあくまで一般的な情報の整理であり、実際にどの術式が適しているか、どの程度のリスクが想定されるかは、一人ひとりの体質や希望によって異なります。気になる点や疑問点は、インターネット上の情報だけで判断せず、カウンセリングの場で医師に直接確認しながら、時間をかけて検討することをおすすめします。
ご利用にあたっての注意事項
- 本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療を保証するものではありません。症状や希望がある場合は医療機関にご相談ください。
- 自由診療にかかる治療は健康保険の対象外であり、費用は全額自己負担です。
- 治療の効果や経過には個人差があり、受診・施術・治療の判断はすべて医師の診察によります。
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